2023.06.07

かくれ脱水にご注意

６月に入りまして、梅雨に入りましたが天気の良い日は気温の上昇も真夏並みの暑さとなって参ります。
まだ、体が暑さに慣れていない時期は体のだるさなどを訴えられる方が多く見えます。
また、体が暑さに慣れていないときに注意しなくてはいけないのが「かくれ脱水」です。

脱水とは極度の暑さの中で発汗など様々な原因で体から体液（水分と塩分）、ミネラルが失われた状態のことを
言いますが、その主な原因は水分補給不足や食欲不振にもあります。

体液は主に水分と塩分で構成されており、体に栄養や送ったり、老廃物の排出を促したり、体温の調整を行っている働きがありますが、その体液を失いすぎますと脱水症を引き起こします。

脱水症は軽度の場合はめまい、立ち眩みが起こり、中程度ですと頭痛、重症になりますと意識障害、けいれんが
起こるなど危険な状態になります。

また、体液は体の体温調整を行っていることから、失いすぎますと熱中症の原因にもなります。

汗をかいたり、喉が渇いた状態ではむしろかなりの体液を失っている可能性もありますので、
脱水症の予防には喉が渇く前に水分、塩分、ミネラルを補給するなど防衛策が必要となります。

梅雨明けには本格的な夏が始まります。

梅雨の中休みの暑さ、夏の暑さを乗り切るために「かくれ脱水」を防ぎ、元気に過酷な時期を乗り切りましょう。