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カルシウムを流出させる原因の糖質について

前回の話では、足がつる原因としまして栄養面についてお話しいたしました。

その中でもカルシウムは筋肉のバランスを調整するミネラルでもありますので
欠乏いたしますと、足のつりはもちろんのこと肩こりなど筋肉の凝りが取れない原因ともなっています。

でしたらカルシウムをたくさん取ればいいのか?と言いますとあまりカルシウムばかり摂りすぎると
石がたまってしまうことがありますので、カルシウムを欠乏させないために注意点が必要です。

それは糖質などをあまり摂りすぎないことです。

 

人間の体は基本は弱アルカリ体質なのですが、カルシウムもアルカリ物質となります。
ですが、糖質は酸性の塊みたいなものなので、糖質を過剰に摂取しますと体が段々と
酸性体質になり、疲れが抜けにくくなったりいつもだるかったりなどの症状が出ます。

酸性体質となりますと、体は本来の弱アルカリ体質に戻そうとカルシウムを必要とするようになり、
足りないとなってきますと骨から削り取って補おうとします。
それが原因で、特に女性に多いのですが骨からカルシウムが流出しますと骨粗鬆症の原因ともなりますので
カルシウムを流出させないために糖質などの摂りすぎは注意しないといけません。

一日に摂取して処理できる糖質の量は体重×0.5グラムだと言われています。

 

例えば、体重が60キロくらいの人ですと一日30グラムが限度となります。
これはティースプーンに7杯くらいと言われていますが、現在の食品は糖質がかなり含まれておりますし
清涼飲料にもかなりの糖質が含まれていることから、その飲料を一杯飲んだだけでかなりの糖質を
摂取したことになります。

最近、体の疲れが取れない、凝りが取れない、足がよくつるなどの症状がある方は
糖質の摂りすぎに注意してみてください。

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