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体の歪みの原因 骨盤編 その2

前回では「体の歪みの原因 骨盤編 その1」と致しまして「骨盤の構造」について、
お話をさせていただきました。
骨盤の構造を知らないのでは、「骨盤の歪み」と「骨盤矯正」のお話はできませんので、
あえて骨盤の構造についてのなるべく詳しい説明をさせていただきましたが、
今回は「骨盤の歪み」についてお話したいと思います。

まずは少しだけ 前回の復習ですが、骨盤の構造の中で特に重要なところは
仙骨と腸骨によって作られる「仙腸関節」と言う関節がありました。
その仙腸関節は筋肉の支配を受けていない唯一の関節で、
前側の前仙腸靭帯、後ろ側に後仙腸靭帯・骨間仙腸靭帯などによる周囲の骨間靭帯により強固に連結された構造で、
役割としましては、主に骨盤の体重を受ける部分となっていることも再確認してから
お話を進めさせていただきます。

「骨盤が歪む」とは一言で簡単に言いますとこの仙腸関節がズレることによって起こる
ことなのですが、何故?この仙腸関節はズレてしまうのでしょうか?

そこで大切なのは仙腸関節を連結させている前側の前仙腸靭帯、後ろ側の後仙腸靭帯・骨間仙腸靭帯などの骨間靭帯なのですが
これらの骨間靭帯は日頃の足を組む、座りっぱなしの姿勢、片座りなど繰り返される不良姿勢や不良動作、重力や急激な外傷によって、
破れたり、引き伸ばされたり、穴があいたりするなど損傷を受けやすいことが分かっています。
損傷を受けた骨間靭帯は、仙腸関節(仙骨と腸骨のつなぎ目の関節)の連結をつなぎ止めておくことができなくなりますので、
仙腸関節は離開(仙骨と腸骨が離れてしまう)してきます。
つまり、仙骨腸骨が剥がれてしまったような状態になり、骨盤の状態としましては横に広がった状態となります。

骨盤の仙腸関節の離開損傷が進んできますと、
仙腸関節は筋肉の支配を受けていない唯一の関節なので、
仙骨と腸骨が離れてしまった離開損傷は、自分で修復することはできません!!
そうなってしまうと
しっかりとした正しい骨盤矯正が必要となってきます。

今回紹介させていただいた、仙腸関節の離開損傷により骨盤が横に広がった状態はまだほんの初期~中期ですので、
この場では骨盤の歪み第一段階とさせていただきます。
この第一段階を放置しておきますと、更なる重篤な状態に移行するパターンもありますので、
次回は重篤化した骨盤の歪みについて、 お話ししたいと思います。

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