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体の歪みの原因 骨盤編 その1

前回のテーマでは「体の歪む原因 上部頸椎編」として、主に首の歪みをメインにお話してきましたので
今回からは「体の歪む原因 骨盤編」として、骨盤について数回に渡り説明をしていきたいと思います。

整体 樹では体の歪む原因としまして上部頸椎の他に、
体重を支えている部位である骨盤も施術ポイントとして重要視しています。

体重を支えるということは、骨盤には日頃から大変な負荷がかかりますし、
また、歪みやすい構造にもなっています。
その「骨盤の歪み」を「骨盤矯正」という施術を用いて調整することも必要不可欠です。

最近、フリーペーパーでもホームページでも「骨盤の歪み」とか「骨盤矯正」と言うのが
よく聞かれますが、「骨盤の歪み」とはどのようなものでしょうか?
また、「骨盤矯正」とはどのようなものなのでしょうか?
皆さんが分かりやすいように、順を追って詳しく説明させていただきたいと思いますが
本日は、骨盤の構造について、「骨盤の歪み」、「骨盤矯正」のお話の前にお話ししたいと思います。

 

骨盤とは、よく腰骨(こしぼね)といわれているもので、下のイラストを参照していただきますと、
強固に一体化した一群の腰の部分を形成している輪状の骨格です。

骨盤には『腸骨』『恥骨』『坐骨』『仙骨』 の4つにわかれており、体の中央にて上肢と下肢を支える支柱の役割を果たしています。
他にも、大腸や生殖器、泌尿器などの内臓を保護したり、女性の場合は妊娠時に胎児を支える役割を担うなど、様々な働きを行っています。

骨盤は他の骨や筋肉と連動しているので、骨盤がゆがむ、ズレる、傾く、開くなどのトラブルを起こすと、他の身体機能に悪影響を与えてしまいます。

その骨盤の構造の中で特に重要なのが、仙骨と腸骨によって作られる「仙腸関節」と言う関節部分です。

仙腸関節は医学的には動かない関節とされていますが、実際には3~5mmくらいしか稼働域が無いため、
外見でも画像診断でも殆ど動きは判らないようです。
よく言われる「骨盤の歪み」とは、この仙腸関節がズレることによって起こってきます。

その仙腸関節は整体 樹では特に重要視している関節なので、もう少し詳しく説明をさせていただきますと、
仙腸関節は筋肉の支配を受けていない唯一の関節で、周囲の骨間靭帯(じんたい)により強固に連結され、
主に骨盤の体重受け部となっています。

下のイラストを参照していただきたいのですが、骨間靭帯としては、
前側に前仙腸靭帯、後ろ側に後仙腸靭帯・骨間仙腸靭帯などがあります。

つまり、仙腸関節は骨盤の体重受け部なので、すぐに緩んだりズレてしまっては困る関節なので、
上のイラストにある靭帯組織によって強固に連結されています。
ですが、これらの骨間靭帯は繰り返される不良姿勢や不良動作、重力や急激な外傷によって、
破れたり引き延ばされたり穴があいたりするなど、損傷を受けやすいことが分かっています。

では何故?そんな損傷しやすい靭帯で仙腸関節は連結されているのでしょうか?

もしも筋肉で仙腸関節を連結しておきますと、筋肉は筋疲労を起こしてしまいますので、
疲れてしまって、30分と立っていられなくなってしまうからです。

筋肉は疲労すると言う弱点があるから、体重を受けている部位の連結には適さないのが最大の理由ですが、
こうした骨盤、特に体重受け部である仙腸関節の連結には靭帯があり、その靭帯は損傷しやすいということを
本日は知っていただきたいと思います。

次回は、今回説明させていただいた骨盤の構造、いわゆる仙腸関節の話を基本にして
「骨盤の歪み」についてお話したいと思います。

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