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体の歪みの原因 上部頸椎編 その5

前回のブログでは、頭(頭蓋骨)の傾きの原因についてお話しさせていただきました。
体の歪みの原因 上部頸椎編 その4

頭(頭蓋骨)が傾くと、実に様々な障害が起こってきますが、
脳幹の圧迫、頭を水平に保つための補正による背骨や骨盤の歪みにつきましては、
前回の体の歪みの原因 上部頸椎編 その1~3までお話しいたしましたので、
今回は、その障害について違った観点からお話ししたいと思います。

まずは簡単に下のイラストを参照にしてお話しさせていただきますが、
今回の頭の傾きによる障害の論点は、椎骨動脈の血流障害について説明したいと思います。

椎骨動脈は頸動脈とともに、脳へ血液を送るための動脈の一つで左右で1対あります。
走行は頸椎の横突孔を通って上部頸椎へ昇っていき、後頭部の孔より頭蓋内へ入って左右の椎骨動脈がが合流して
1本の脳底動脈(のうていどうみゃく)になるという構造になっています。
脳低動脈に入った血液は、生命中枢である脳幹部や左右の小脳半球(しょうのうはんきゅう)に血液を供給すると言う
役割があります。

 

少し難しくなりましたが、改めてイラストを参照しますと頸椎に沿って上に昇ってきた椎骨動脈は、頸椎2番(軸椎、アキシス)、
頸椎1番(環椎、アトラス)のところで徐々に横に広がってきますので、構造自体は非常に脆弱な形状となっています。
わずかな回旋、側屈(頭の横の傾き)、屈曲伸展によりダメージを受けやすいのですが、特に回旋に対しましては
締めあげられる形になりますのでダメージは大きくなります。

例えば、下のもう一枚のイラスト(左へ頭が傾いたとき)のように、
回旋、側屈(頭の横の傾き)によりダメージを与えられた場合の話ですが、
椎骨動脈の血流の割合として、右の椎骨動脈で10の血液が、左の椎骨動脈で8の血液が流れていたとき、
合流して1本に纏まる脳低動脈の入口で血流は、10+8で18の割合の血液が流れ込むと思われがちですが、
実は単純な足し算のようには血流が行かないのが現状だそうです。
つまり、右と左の椎骨動脈の合流ポイントで、左右の血流の流量の差により渦が出来てしまい、それによって血流は
18になるどころか、10以下になってしまう位の血流に下降してしまうようになるのが現状です。

ややこしくなってきましたが、簡単に言いますと左右の椎骨動脈の血流の差が、
大幅に脳低動脈に流れる血液の循環の減少につながってしまい、
その血流障害で流量が足りなくなるために頭痛、めまいが起こってしまう現象が起きてしまうのです。

たかが頭の傾きと思われるかもしれませんが、体が歪む原因の一つとともに
血流障害による頭痛、めまいの原因の一つともなりますので、なかなか侮れないですね。

整体 樹では脳幹ソフトセラピーと言うソフトで痛くない方法で上部頸椎の施術を行っております。

一人一人、歪み方が違いますので、しっかりと検査をしておこないますので、
一度、どのような上部頸椎の歪みの癖があるのか?
確認してしっかりと原因から改善していきませんか?

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