2023.03.03

仙腸関節性腰痛について

２月６日に投稿させていただきました「腰痛の原因につきまして」の続きの話です。
https://www.tatsuki28.com/news/news-550/

腰痛の原因としての分類で非特異的腰痛（原因が特定しきれない腰痛）になります腰痛ですが、
その中の一つに仙腸関節性腰痛（仙腸関節炎）と言うのがあります。
この仙腸関節性腰痛はギックリ腰の原因の一つになりますし、痛みが出て病院でレントゲンなど撮影しても
特別に異常が見つからない腰痛なのですが、はっきりとした原因はまだわかっていないと言われています。

骨盤は腸骨と仙骨で構成されているのですが、その腸骨と仙骨の境目となっている箇所が仙腸関節と呼ばれる部分で、主に体重を受ける部位となっています。

その仙腸関節に無理な負荷がかかることで歪みが生じて腰痛になるのですが、仙腸関節性腰痛の痛みは
両側、もしくは片側の腰痛、お尻の痛み、場合によっては下肢にまで痛みが及ぶことがあります。

原因としましては中腰の姿勢で作業を行ったり、仙腸関節部分に繰り返し負荷がかかったり、重たい物を持ったはずみで発症することが多いです。

また、仙腸関節性腰痛は痛みの部分が明確にわかることが多く、特にお尻の部分の痛みを訴えられる方が多いです。それと骨盤に繋がっている腰方形筋に炎症が起こってくるとかなり強力な痛みとなることも多いです。

仙腸関節性腰痛は当院でも対応している症状でもありまして、主に骨盤の歪みに対してはソフトカイロプラクティック（SOT）と言う技術を用いて歪んだ骨盤を矯正して改善していきます。

ご自身の体重を利用するので無理が無く、安全で気持ちの良い即効性の期待できる技術ですので
お尻の痛みを伴う腰痛、片側の腰痛などがございましたら是非ともご相談ください。