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肩コリの原因について その2

前回から引き続き肩コリの原因につきまして、今回もお話したいと思います。

肩コリは肩周辺のいくつかの筋肉が硬くなることによって血行不良や神経圧迫を
引き起こし、それが肩コリや肩の痛みなど不快症状が出てくるのですが、
前回は肩コリを引き起こす代表的な筋肉の一つとして、僧帽筋という表層筋についてお話をしました。

今回はもっと深いところにある筋肉の硬縮(こうしゅく)によって引き起こされる肩コリについて
触れてみたいと思います。
僧帽筋よりも更に深いところにある筋肉(深層筋群)の中で、
特に肩コリに関与している筋肉では
「肩甲拳筋(けんこうきょきん)」「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」があります。
これら2つの深層筋と、前回紹介した僧帽筋の3つの筋肉は、
重力に逆らう形で頭を持ち上げている筋肉なので、抗重力筋(こうじゅうりょくきん)と呼ばれています。
抗重力筋
は胴体脚にもあるのですが、肩コリにかかわる筋肉の話ですので今回は詳しくは触れません。

この僧帽筋、肩甲拳筋、脊柱起立筋の3つの筋肉は5キロを超える重たい頭を支えているので
非常に大きな負担がかかり、不良姿勢や偏った姿勢を取っていますと疲労を起こして、
それが肩コリにつながってしまうのです。

僧帽筋につきましては前回ご紹介させていただきましたので、今回は肩甲拳筋、脊柱起立筋の2つの深層筋についてお話をします。

「肩甲拳筋(けんこうきょきん)」とは、僧帽筋の奥に位置している筋肉で、
首肩の深いコリや首痛、頭痛、ストレートネックを引き起こす原因の筋肉となっています。
首の骨の上部から肩甲骨の内側についている筋肉で、重い頭が前に行かないように支えています。
例えば、長時間のパソコンを使う仕事などをしていますと、どうしても頭は前に出てしまう姿勢となってしまいます ので、
だんだんと肩甲拳筋は疲労してきて硬くなって肩コリの原因となってしまいます。

「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」とは、背骨に沿って張っている筋肉です。
上半身を起こしたり、背筋を伸ばす筋肉で、姿勢を維持するのに大きく関与する筋肉です。
したがって不良姿勢が続くとこの筋肉にも負担がかかり疲労しやすくなってしまいます。

つまり、僧帽筋、肩甲拳筋、脊柱起立筋の3つの筋肉は
猫背になって頭の位置が前に出て、重心も前に行ってしまうと
正常な姿勢に比べ、頭の位置を支えよう余分な負荷がかかってしまうため、
どうしても緊張状態が続き疲労して肩コリを引き起こしてしまいます。

肩コリを少しでも防ぐには、猫背にならないように正しい姿勢を常に心がけるのも大切なのですが、
いくら姿勢に気をつけていても肩って凝ってしまいますよね。
ですから、正しい姿勢を無理なく取るためにも定期的な体のメンテナンスが必要となってくるのです。

次回は肩コリの施術についてお話したいと思います。

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